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イエスとイエス・キリストの違い
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「イエス様の御名によって」祈る時と「イエス・キリストの御名によって」祈る時の違いは非常に大きい。 ...
       
 
  
 

心をご覧になる神

万民ニュース   第 154 号
4754
2015. 08. 23


聖書を読めば、愛の父なる神が「わたしは・・・人が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、【主】は心を見る。」と言われた(第一サムエル16:7)。
韓国のことわざにも「十尋(ひろ)の水の中は分かっても、一尋の人の心は分からない」というものがあるが、これは人の心によって気配りと言葉と行いが決定されるからだ。人の心には善と悪がともにあるので随時変わるが、どんな状況でも変わらない全き心から出た行いでこそ、人との関係はもちろん、神との関係でも信頼されることができる。



心の違いはどこから来るのか?

心には先天的に親の気を通して受け継いだ分野もあるが、後天的に各自が自分の心に何を多く受け入れて、刻んで、固まっているかに応じて、心の違いが生じる。

たとえば、心から神を愛する人ならば、戒めを守って、どんな状況でもためらわずに神を選択する。また、心が真実な人は、いくら損害をこうむるとしても、決して嘘をつくことはできない。だが、心が完全でない人は、普段は嘘をつかないようでも、いざ極限状況が来ると嘘が出てくるのが見られる。このように、心がどれほど良くてまっすぐかなどによって、ひとりひとりの行動様式が違ってくる。ある人は良い人のようだが、決心したことをよく守れないし、ある人はそんなに心が良く見えなくても、一度決心したことは最後まで移り変わらずやり遂げたりもする。

したがって、真理である神のことばに背くすべてのものを脱ぎ捨てて、真理に属するものだけ心に刻むならば、真実で全き心に変えられることができる。


神のみこころを追い求める全き心とは?

いつも喜んでいる心

神の子どもたちにとって最も大きい喜びは救いの喜びだ。この喜びは、死刑囚が刑が執行される前に、劇的にすべての罪が赦されて自由の身になったのと比べられないほど大きい。地獄で永遠に生きるしかない人がイエス・キリストの尊い血の力によってすべての罪を赦されて、永遠のいのちを受けるだけでなく、全知全能の神の子どもとされて、美しい天国で永遠に生きていける資格を得るからだ。したがって、救いの喜びを心に完全に大切にしまっておいた人は、世で生きていく間、どんな訓練を受けても喜びを失わないでいられる。

また、信仰生活をしながら神の答えと祝福を通して「神様は私の父であり、私はその方の子どもだ。私が求めるとき良いものを下さって、私を愛していつも良い道へと導かれる」ということが心に刻まれて固められる。だから、ひょっとして答えが遅いようでも「お父様は私に一番良い時に一番良いもので下さるだろう」という信仰が湧いてくるので喜べる。このように心の深いところにある喜びがどんな状況でも自然に流れ出るので、いつも喜んでいられるのだ。

すべてのことについて感謝する心

父なる神はこの地上で耕作を受けている子どもたちがやがて行く天国を最も美しくて良い材料でお造りになって、永遠に幸せを満喫できるようにしてくださった。このような天国への希望を持つ人は、たとえこの地上で生きている間、困難でつらい暮らし向きと境遇にいても、決して現実を見ないので、心から感謝が出て来る。それで、<ヘブル6:19>に「この望みは、私たちのたましいのために、安全で確かな錨の役を果たし、またこの望みは幕の内側に入るのです。」とあるのだ。

この他にも私たちが感謝する条件は非常に多い。心から感謝する人は、必ずしも何か答えをいただいて祝福されなくても、すべてのことについて感謝できる。この険しい世で自分が信じてより頼めるお方、自分を愛して慰めてくださる父なる神がおられるということ一つだけでも、芯から感謝が出てくるのだ。父なる神はこのような感謝の告白を喜ばれ、感動して受けられる。

それで、誰でもすべてのことについて感謝する心で、神の真実の子どもに変えられようと火のように祈って断食するとき、驚くべき答えと祝福が臨むのが体験できるのだ。

絶えず祈る心

父なる神が祈る子どもをご覧になって、その祈りの声に耳を傾けておられることを信じるなら、心から祈りをささげることができる(第二歴代誌7:15;マタイ18:20)。父なる神の恵みに感謝して、神の国をまず第一に思って祈るようになる。また、御霊に示されて父なる神の心を深く理解して祈るようになる。

人と人の間でも、助けを求めるとき、相手の真心が感じられれば、その心を理解することになって、何としてでも相手を助けたい気になる。まして愛そのものであられ、すべてを惜しみなく子どもたちに与えることを望んでおられる父なる神の御前に心から信仰によって切に呼び求めて祈るなら、どうして答えてくださらないだろうか(エレミヤ33:3)。

このように真実の祈りで神の力ではできないことがないという信仰と感動のこもった善の祈りをささげるなら、父なる神も喜ばれて、すみやかに答えと祝福をお与えになるのだ。

全き心から湧き上がる献身と忠実は年月が経っても変わらず、むしろさらに強く神を慕うようになる。どんな事でも芯から神を愛して、天国を望む心で神が備えられた答えと祝福をいただいて、思う存分栄光を帰すように。


 

 

 
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