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イエスとイエス・キリストの違い
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「イエス様の御名によって」祈る時と「イエス・キリストの御名によって」祈る時の違いは非常に大きい。 ...
       
 
  
 

[特集] 私たちの救い主イエス様の御足の跡を追って - W.エルサレム

万民ニュース   第 118 号
8895
2012. 08. 26


T.ベツレヘム
U.エジプト・ナザレ
III.ガリラヤ湖
W.エルサレム


2007年7月23日から777日間行われたイスラエル宣教の終わりを飾る「2009年イ・ジェロク牧師招へいイスラエル連合聖会」から今年で3年である。聖会3周年を記念して、私たちの救い主イエス様の御足の跡を追う最後の旅に出てみよう。


救いの摂理が込められたエルサレム

エルサレムは4000年の歴史を持つ都市であり、B.C.1000年頃、ダビデがエブス人を征服して、ここを首都に定めた。ダビデの息子ソロモンが聖殿を建築し、統一王国の政治的、宗教的中心地になったエルサレムは、B.C.586年、バビロンのネブカデネザル王により聖殿とほとんどの建物が破壊され、城壁なども多くが壊され、生き残った住民は追放された。バビロン捕囚から帰還した後、すなわち、エズラとネヘミヤにより聖殿が再建築される前まで、エルサレムは廃墟であった。
このようにエルサレムは神の選びと臨在、保護、そして栄光の場所であると同時に、イスラエルの民の不従順によるさばきの場でもあった。また、イエス様の公生涯の後半期の働きの中心地であるエルサレムは、人間の救いの摂理を成し遂げるため、十字架の死と復活、昇天があった所であり、聖霊降臨と初代教会が始まった所でもある。しかし、ユダヤ人はいまだにイエス様を救い主として受け入れられないまま、メシヤを待っている。エルサレムはユダヤ教の核心地域で、最も多くの正統派ユダヤ人が住んでいる所である。


ゲツセマネの園、万国教会

エルサレムの東、ギデロン渓谷を目の前にしたオリーブ山の西の麓にあるゲツセマネの園は、イエス様が弟子たちとともに行って祈られた所である。神の御子だが人としてこの地上に来られたイエス様は、十字架につけられる前夜も、弟子たちと最後の晩餐をすませてこの園に上がって祈られ、そこで捕えられた。
万国教会は、万民を救うためにゲツセマネの園で祈られたイエス様を記念して建てられた。アルゼンチン、ブラジル、チリ、メキシコ、イタリア、フランス、スペイン、イギリス、ベルギー、カナダ、ドイツ、アメリカ、アイルランド、ハンガリー、ポーランド、オーストラリアの16か国から寄付を集めたので、万国教会または万民教会と呼ばれる。




十字架の道、ビアドロローサ

ラテン語でビアドロローサ(Via Dolorosa)と言われる「十字架の道」は「悲しみの道」「苦しみの道」とも呼ばれる。イエス様がポンテオ・ピラトの裁判を受けられた所から、十字架を負ってゴルゴタの丘に向かって歩かれた約800mの道と、ゴルゴタの丘で十字架刑に処せられるまでの全過程を言う。




ビアドロローサ / 十字架を負って行かれた受難の道




第3留 / 十字架を負って最初に倒れられた所




第12留 / 十字架の上で息を引き取られた所
第14留 / アリマタヤのヨセフがイエス様を墓に納めた所



嘆きの壁、神の神殿の場所に建てられたイスラム寺院

A.D.70年、エルサレムはローマ軍により、石がくずされずに積まれたまま残ることのないほど、完全に破壊された。しかし、神殿を支えていた西側の外壁の一部が今まで残っている。これが嘆きの壁だ。去る2000年間、嘆きの壁は全世界に散って生きているユダヤ人に帰郷の夢を象徴する場になってきた。国のない民として受難と迫害を受けてきたユダヤ人はここを訪ねて、苦しみと恨み多い彼らの人生を涙で神に訴えた。それで、嘆きの壁という名前がつけられるようになった。
エルサレム神殿の場所に、今はイスラム寺院が建てられている。イスラエルが滅亡した後、エルサレムを占領したイスラム教徒が彼らの聖地としたのである。今でもエルサレムの情勢はイスラエルとイスラム教徒の紛争のため危険である。


福音の回帰のためのイスラエル宣教

1982年、教会開拓の時からイスラエルを目ざめさせるために祈ってきたイ・ジェロク牧師は、2007年7月から12回にわたってイスラエル宣教を実践してきた。2007年11月には、神の選民イスラエルを目ざめさせて救おうとなさる神のみこころが込められた『目ざめよ、イスラエル』を編纂した。
2009年9月6日と7日には、エルサレムICC(国際コンベンションセンター)でクリスタル・フォーラム(イスラエル牧会者協議会)主催で開催された「2009年イスラエル連合聖会」の講師として立った。「創造主の神」と「イエスがなぜ私たちの救い主であるのか」についてメッセージを取り次いだ後、病人のために祈ると、多くの人がいやされて神に栄光を帰した。「神は偉大なり」というテーマで開かれたこの聖会は、世界36か国から参加、マンミンテレビをはじめエンラセ、CNL、TBNロシア、デジタルコンゴ、GCN、デイスター、ミラクルテレビ、HEAVEN 7などの地上波、ケーブル、衛星など33のテレビ放送局から世界220か国以上に8か国語で生中継および録画放送された。福音が始まったイスラエル、イエス様が救いの摂理を成し遂げられたエルサレムなのに、今日福音を伝えることが難しい所で、イエス様こそ救い主であると広く宣べ伝える歴史的な聖会だった。
今イスラエルは目ざめ始め、キリスト教はリバイバルしている。3年間、全国を巡りながら実践してきたイスラエル宣教を通して、神の力あるわざを見て聞いて体験したイスラエルのクリスチャンの心に、みことばが植えつけられたからだ。これらすべてはただ神と主がなさったことである。今後、主が来られる時まで、そして七年患難の間、イスラエルのクリスチャンたちが果たすべき使命はまことに大きい。


 

 

 
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