光として輝く_ 「神は光であって」シリーズ9
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伴うしるしで宣べ伝えられたイエス・キリス
カレンダーの中の奥義、B.C.とA.D.
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「主の恵みで産後の体調不良とうつ病、肥満
あなたのみことばはともしび、光です_ 「
光である神は、ご自身の子どもたちが明るい太陽のように真理の光で暗い世を明るく照らすことを望んでおられる。 ...
[開拓30周年礼拝説教] 宝の中の宝は信仰
万民ニュース
第 118 号
10969
2012. 08. 26
「信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。」(ヘブル11:1)
堂会長イ・ジェロク牧師
- イエス・キリスト連合聖潔会 総会長
- (社)世界キリスト教リバイバル宣教協議会 常任総裁
- (社) 国会を愛する救国祈祷総連合会 共同総裁
- グローバル・クリスチャン・ネットワーク(GCN) 理事長
- 世界クリスチャン医師ネットワーク(WCDN) 理事長
- マンミン国際神学校(MIS) 理事長
- 連合聖潔神学校 理事長
- 牧会学博士、名誉神学博士
- 万民中央教会 堂会長
- キリスト教放送、極東放送等の放送説教
- 朝鮮日報、中央日報、東亜日報、韓国日報、ソウル新聞、キョンヤン新聞、文化日報、韓国経済新聞、コリアヘラルド、時事ニュース、クリスチャン新聞等に信仰コラム定期掲載
- アメリカ・ニューヨーク、ワシントン、ボルティモア、ロサンジェルス、ハワイ、日本、インド、パキスタン、フィリピン、アルゼンチン、ホンジュラス、ペルー、ロシア、ドイツ、ケニア、タンザニア、ウガンダ、コンゴ民主共和国、イスラエル・エルサレム、エストニア等で連合大聖会を導く
1982年、開拓礼拝の時に初めて伝えたメッセージのタイトルが「宝の中の宝は信仰」です。その後、万民中央教会の30年の歴史はただ信仰によって歩んできた道でした。極めて小さかった私たちは、はなはだ大きくなる日を信じました。神様は30年間変わらずに炎のような御目で私たちを見守り、私たちが信仰を見せるたびに、すべての逆境を栄光に変えてくださいました。それでは、開拓以後30年間、私たちの教会が信仰によって走ってきた過程にともにおられた神様のみわざをもう一度振り返ってみましょう。
1. 信仰の威力
1982年7月25日、私たちが教会を開拓したとき、聖殿は約10坪にすぎなかったし、子ども4人を含めて13人の聖徒で始まりました。開拓資金はわずか7000ウォンでした。しかし、私たちには信仰があったので、何百、何千万ウォンの大金を持っているよりもっと大胆になれました。このような信仰を持って、多くの祈りと断食を積み上げてきたのです。一週一週、説教台、マイク、電話、ピアノなど、聖殿に必要な物が一つ二つと満たされました。時に応じて賜物のある働き人も神様が送ってくださいました。聖徒の人数も短い期間に増えました。
開拓して77日目に創立礼拝をささげた時は、170人以上が集まって礼拝をささげたのです。それから5年も経たないとき、登録信者が3000人を超えました。聖殿を新しく建築する暇もなく、もっと大きい建物に何度も移らなければなりませんでした。そのたびに神様は劇的に働かれて、聖殿移転の道を開いてくださいました。
このようにリバイバルできた一番大きい原動力は、みことばを確かなもとのする神の力にありました。私たちの教会には大いなるいやしのみわざが現れて、開拓前から噂が広がっていました。全国各地からがん、白血病、脳腫瘍、一酸化炭素中毒、重症肺結核、3度のやけどなどで死の直前にいた人々が訪ねてきて、祈りを受けて生き返り、悪霊につかれた人がいやされました。息が絶えた人さえも生き返ったのです。
それから30年間、神の力あるわざは毎年大きくなっていきました。神の国の働きのために必要なら、神様は台風の進路が変わるなど天気も調節してくださり、星の移動とトンボ、さまざまな虹などを通しても、奇しいみわざを絶えず現してくださいました。このようなみわざを体験しながら、聖徒の信仰もすくすく育ちました。それだけ世界宣教と大聖殿建築を慕う心も大きくなったのです。
2.「宝の中の宝である信仰」とは?
私たちは目に見えない神様を信じ、天国と地獄があることを信じ、イエス・キリストが救い主であることを信じます。この信仰によって救われ、心の願いに答えられて祝福されるのです。ですから、宝の中の宝はまさに信仰だと言うのです。ただしこの時の信仰とは、まことの信仰でなければなりません。つまり、肉の信仰でなく、霊の信仰でなければならないのです。口先だけで「主よ、信じます!」と叫ぶからといって、まことの信仰を持っているとは言えません。それでは、まことの信仰、霊の信仰とは、どんな信仰でしょうか?
第一に、神様が上から与えてくださる信仰です。
人は自分の意志で霊の信仰を持つことはできません。<マルコ9:23-24>を読むと、悪霊につかれた息子がいやされることを願う、ある父親の告白があります。「するとイエスは言われた。『できるものなら、と言うのか。信じる者には、どんなことでもできるのです。』 するとすぐに、その子の父は叫んで言った。『信じます。不信仰な私をお助けください。』」
この時「信じます」と言う時の信仰と「不信仰な私をお助けください」と言う時の信仰は違うのです。この人はイエス様の御力を見て聞いたので、イエス様なら息子をいやしてくださるだろうという知識的な信仰が生じました。それで「信じます」と告白できたのです。ところが、まだ心に完全に信じられる霊の信仰でなかったので、「不信仰な私をお助けください」と求めたのです。
それでは、どうすれば霊の信仰が持てるでしょうか? みことばどおり光の中を歩むとき、また神様のみこころにかなうように求めるとき、そして公義の基準にかなう器を備えるとき、神様が霊の信仰を与えてくださいます。みことばどおり生きないで罪の中にとどまっていながら「主よ、信じます」と言うなら、これは偽りです。本当に神様が生きておられることを信じるなら、神様の戒めを守る行いが伴うはずです。行いのない信仰は死んだ信仰であり、死んだ信仰はどんなみわざも起こせません(ヤコブ2:17)。
第二、聞き従えないことにも聞き従う信仰です。
霊の信仰があれば、自分の思いに合わないことも、神様が命じられれば聞き従うことができます。自分の力ではできないことも、神様のみこころなら聞き従えるのです。神様が自分に最も良いものを下さる愛の父であることを信じるからです。また、自分より神様のほうが知恵のある方であることを信じ、自分の力より神様の力のほうが大きいことを信じるので、神様の知恵と力に頼って従うことができるのです。
神様がアブラハムに「イサクをささげなさい」と言われたとき、アブラハムが肉の思いを働かせたなら、決して従うことができなかったでしょう。しかし、アブラハムは神様の善と愛を徹底的に信じて、完全に聞き従いました。約束の種であるイサクをささげなさいと言われたことにも、必ず善なる意図があるだろうと信じたし、もし息子が死んでも、神様には息子をよみがえらせることもできると信じました。
神様はアブラハムの全き従順をはなはだ喜ばれ、アブラハムを「わたしの友」と呼ばれ、彼に与えられた約束もすべて成就されました。
第三に、移り変わることのない信仰です。
どんな困難がやって来ても、いくら長い歳月が過ぎても、霊の信仰は移り変わることがありません(マルコ11:24;ヤコブ1:6-7)。
創世記を読むと、ヤコブの息子ヨセフが小さい時に不思議な夢を見たことがあります。兄たちの束が自分の束におじぎをする夢と、太陽と月と十一の星が自分を伏し拝んでいる夢でした。ヨセフはこの夢は神様が自分を尊い人としてくださる祝福の夢であることを信じました。
ところが、それからヨセフにやって来た現実は栄光でなく、とんでもない訓練でした。兄たちのねたみによってエジプトの奴隷に売られて、さらに重罪人の濡れ衣を着せられて、深い監獄に入れられてしまいます。しかし、こういう先の見えない現実の中でも、ヨセフはいつも神様を信じました。
長い歳月が経ったとき、ついに神様はヨセフを監獄から救い出され、エジプト王パロの前に立つようにされました。そして、十七歳で奴隷として売られたひとりの少年が、数奇な13年の歳月を送った末に、強大国エジプトの王の次になる者になったのです。神様が下さった夢がかなえられたのです。ヨセフに霊の信仰がなかったなら、この夢はかなえられなかったでしょう。
ヨセフはあまりにも悲惨な境遇でも、信仰を失いませんでした。ただ神様のみこころを探り窮めて、与えられたことを誠実に行いました。ヨセフが経てきた苦しみは、ヨセフに向けられた神様のみこころを成就するのに、どうしても必要な過程でした。パロの侍従長ポティファルの家でその家を管理した時は、大邸宅の切り盛りを学ぶ時間でした。王の囚人が監禁されている監獄にいた時は、政治や国家経済に通じた人々に出会って、エジプト全土を治められる力を蓄える時間でした。苦難と絶望の歳月のように見えたこの13年は、実際にはエジプトの統治者になるための、神様の速成訓練過程だったのです。
このように神様の約束は必ず成就されます。ところが、たびたび神様が計画された時と人が願う答えの時が違うことがあります。神様が何かの約束をすぐ成就すると言われるとき、数か月後に成就されることもあり、数年後になることもあります。人の目には遅れているようでも、神様の御目には最も正確な時に成就されるのです。私たちが最後まで移り変わらずに信じるとき、神様は私たちが思っていたより大きな驚くべき答えの実を与えてくださいます。信じたことが必ず現実として現れるようにしてくださるのです。
3. ただ信仰によって走ってきた道
開拓の時から本教会に下さった神様の摂理を、私たちは変わらず信じました。起きて光を放つ教会、国々の民が集まってきて救われ、世界の指導者たちを用いて全世界に神様の栄光を現す聖殿を建てること、このようなビジョンを実現しようと毎日祈りました。その道は平坦なだけではありませんでした。時にはいばらの道を歩くようで、時には崖っぷちに立っているようでした。四方八方から苦しめられているようで、一寸先も見えないような時もありました。
1991年には、当時所属していた教団によって大きな苦しみを受けたことがあります。しるしと不思議が現れて急速にリバイバルすると、教団の中からねたまれました。また、不義な人々の要求に従わないと、憎まれました。結局、教団法を無視した手続きによって、私の牧師職を免職して教会を除名にするという一方的な宣告を受けました。しかし、ただ感謝して祈りながら、父なる神様にだけゆだねました。
時間が過ぎると、この訓練を受けるように許された神様の摂理が明らかにされました。五重福音を土台に教団を創設するようになり、以前とは違って、何の制約もなく思いきり聖潔の福音を叫ぶようになったのです。韓国のキリスト教界で認められるようになったし、持続的にリバイバルの実を結んで、1993年には開拓10年で世界50大教会に選ばれるようになりました。
そのうち1998年と1999年にかけて、もう一度大きい試みがやって来ました。主のしもべとレビ族の数人が、長い間積まれた自分たちの不正をそれ以上隠せなくなると、群れを作って教会を離れました。それだけでなく、偽りの噂をでっち上げて教会をそしり、聖徒を惑わすことはもちろん、韓国のキリスト教界と世のマスコミ、放送局にまで流しました。教会を倒そうとする緻密な計画の下に進めたことでした。
ところが、この試みが始まる前に、神様はあらかじめ知らせてくださいました。これが災いや患難でなく、むしろ光の速度で臨む祝福だと言われたのです。この事件の余波で財政が厳しくなっても、からだを焼かれるような日々の中で私のからだの気が尽きてしまい、足がよろけても、私は神様のおことばを信じました。毎週説教するたびに、講壇で大胆に祝福と栄光を宣言しました。その結果はどうなったでしょうか。1999年1月になると、やせ衰えていた私のからだに、あっという間に引き締まった筋肉がついて、がっしりした体格に変わったのです。
三度の試みが終わって2000年になると、ムアン万民教会では、塩辛い海水だけが湧いていた井戸から飲める水が出てくるという、驚くべき創造のみわざが現れました。そして、ウガンダ聖会を基点に本格的な海外連合大聖会の時代が開かれ、爆発的な神の力あるわざが世界に向けて繰り広げられ始めたのです。
初代教会の当時、エルサレムでのキリスト教迫害はむしろ全世界に向けた宣教のきっかけになりました。このように私たちの試練も、神の力ある働きを世界に伝える転換点になったのです。ウガンダ、日本、パキスタン、ケニア、フィリピン、ホンジュラス、インド ロシア、ドイツ、ペルー、コンゴ民主共和国、アメリカなどで大きい集会を開きました。数万、数十万、数百万の人が集まり、神様を見つけて体験しました。
2007年からは、開拓当時命じられたとおり、福音の地の果てイスラエルにイエス・キリストを宣べ伝えることができました。海外聖会だけでなく、世界クリスチャン医師ネットワーク(WCDN)と、マンミン国際神学校(MIS)が組織されて、世界宣教のビジョンがさらに具体化されました。GCN放送を通して放送宣教の門が広く開かれて、各国への文書宣教もさらに活発になったのです。五大洋六大陸の隅々まで、聖潔の福音と神の力あるわざを伝える世界的な教会としてそびえ立つようになったのです。
愛する聖徒の皆さん、
本教会の開拓以後30年間、神様はいつも私たちとともにおられて、いつも栄えるように祝福してくださいました。もちろんその中には訓練の時間があって、待つ時間がありました。しかし、これらの時間が過ぎると、神様はいつも私たちの期待より大きい実を与えてくださいました。ですから、皆さんすべてが金のような信仰によって神様に完全に頼る働き人になり、尊い栄光の道具となりますよう、主の御名によって祝福して祈ります。
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