光として輝く_ 「神は光であって」シリーズ9
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信仰の量り
万民ニュース
第 84 号
6621
2010. 01. 31
「・・・父たちよ。私があなたがたに書き送るのは、あなたがたが、初めからおられる方を、知ったからです。・・・」(第一ヨハネ2:12-14)
2010年は、マンミンの聖徒たちが今まで蒔いて行なったものを刈り取る年です。神様を信じる聖徒は力があるほど、すなわち、信仰が大きいほど、多くの実を刈り取ることができます。それでは、信仰がすみやかに成長するには、どうすべきでしょうか?
第一に、自分の信仰を正確に量らなければなりません
主を受け入れたばかりの人は、霊的に赤ちゃんのようですが、信仰が育ってキリストの満ち満ちた身たけにまで達した人は、霊的に父のようです。皆さんは、はたして神様の前にどんな姿でしょうか? 自分の信仰を量る時は過大評価をしてはいけません。たとえば、「教える立場にいて、かしらであり、働き人として大きい使命を果たしたので、信仰が大きい」と勘違いしたり、自分がある程度実を結んだ分野だけを考えて、信仰が大きいと思うこともあります。安住する心、または高ぶりがあるので、信仰の成長が遅いだけでなく、かえって後退することもあります。逆に、信仰の量りを過小評価しても問題です。「私は信仰が小さいから」と、消極的な信仰生活をするなら、信仰の成長が遅くなるしかありません。したがって、自分の信仰を正確に量ることは非常に大切です。
信仰の一段階は「救われるための信仰」です。自分が罪人であることを悟って、イエス・キリストを受け入れた信仰です。初心の者の場合、聖霊を受けたか受けていないかで、救われる信仰があるか見分けられます。信仰の一段階では、まだみことばの知識があまりないので、何が罪かよくわかりません。罪を犯しても、聖霊のうめきがよく感じられません。長い間、信仰生活をしても、神のみことばどおり行なおうと努力しなかったり、信仰が大きいように見えた人がある瞬間、肉の行ないをしたりする場合は、信仰の一段階にしかなっていません。肉の行ないとは、盗み、偽り、姦淫など、行ないで犯す罪のことです。このようにある瞬間、世を見つめて聖霊に満たされなくなると、以前の生活に戻って、一段階の信仰も保つことがやさしくありません。
信仰の二段階は「みことばどおり行なおうとする信仰」です。主を受け入れた後は、みことばどおり行なおうと努力しますが、まだ完全に行なうことはできません。二段階では、御霊の願うことと肉の願うことが真っ向から対立しているので、信仰生活が一番苦しいと感じられる時期です。ところで、ある人は二段階の信仰なのに、自分の信仰が三段階以上だと思うこともあります。各種の礼拝をささげて祈り、使命も果たすけれど、たびたび憤って争いを起こして、偽りを言う人がいます。これは信仰の二段階に当たります。もちろん、この場合は何か重大な肉の行ないを犯すのではないので、三段階に近い二段階です。このように肉の行ないを99%捨てたとしても、1%が残っているので、信仰の二段階に当たるのです。
信仰の三段階は「みことばどおりに行なえる信仰」です。信仰の三段階ぐらいになれば、みことばを心から悟って従うので、自然に肉の行ないも犯さなくなります。しかし、まだ肉的なこと、すなわち、憎しみ、さばいて罪に定めることなど、思いで犯す罪はすべて捨てられない状態です。このような真理に逆らう思いを熱心に捨てて、三段階の60パーセント以上に達すれば「信仰の岩」に立ったと言います。その代表的な証拠は、<第一テサロニケ5:16-18>の「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について感謝しなさい。」というみことばどおりに聞き従っていることです。
信仰の四段階は「この上なく主を愛する信仰」です。主をあまりにも愛するので、肉的なこと、すなわち、心の罪まですべて捨てた段階です。いくら敵である悪魔・サタンが揺り動かしても悪が出てこないので、四段階の信仰になれば、御霊の人、神様に似せられたまことの子どもと言います。また、信仰の四段階は誰かに勧められたり、命令されたりしてでなく、この上なく主を愛する信仰によって、神様を愛して戒めを守る段階です。
信仰の五段階は「神様に喜ばれる信仰」です。神様の心の深いところまで推し量って、喜びと感動を差し上げる信仰です。これはイエス様が神様の心を推し量って、死にまで従われた信仰の次元です。五段階の信仰を持った人は、その心に自分自身はなくて、ただ父なる神様、主、魂たちだけがいます。ですから、祈りを積み上げれば、しるしと不思議なわざも現せます。神様に喜ばれるので、神の力が行なえる信仰の段階であり、全家を通じて忠実であります。
第二に、気を落とさずに良い心に変えて、良い行ないを着実に積み上げなければなりません
自分の信仰を正確に量りなさいということは、信仰を成長させるためであって、決して気を落としなさいという意味ではありません。聖められようと走っていて、思ったとおりにならなければ、「私は肉の人だから」とか「私はもともと良くない気を受け継いで生まれて、良くない環境で育ったから、変えられない」と、自分で決めつけてあきらめる場合もあります。しかし、いくら良くない気を受け継いだとしても、または良くない環境で育ったとしても、神様の愛で十分変えられます。大切なのは「変えられることができる」という信仰の告白です。何としてでも善を行なおうと努力して、絶えず祈るなら、神様の愛で十分に変えられることができます。
* これは新年祈祷課題2の要約です。本教会のホームページ(http://www.manmin.or.kr/japanese/)で「いのちのみことば」をクリックすれば、さらに詳しくご覧になれます。
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