帰巣本能があるサケやウナギなどは、生まれた所まで数万キロ離れていても、時になれば間違いなく戻って来て、卵を産んで命を終えます。 ところで、私たち人の深いところには、永遠のものを慕う思いがあります。それで、ピラミッドや古代文明の遺跡を見ると、その中には永生不滅の思想と永遠の安息の場所への憧れが含まれていることがわかります。これは、私たちの霊と魂が神様から来たからで、私たちの帰る故郷は天国だからです。
「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠への思いを与えられた。」(伝道者の書3:11) 文/イ・ジェロク牧師 ソウル新聞に連載中のコラム「道」より
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