2012年のご挨拶

「起きよ。光を放て。あなたの光が来て、【主】の栄光があなたの上に輝いているからだ。見よ。やみが地をおおい、暗やみが諸国の民をおおっている。しかし、あなたの上には【主】が輝き、その栄光があなたの上に現れる。国々はあなたの光のうちに歩み、王たちはあなたの輝きに照らされて歩む。目を上げて、あたりを見よ。彼らはみな集まって、あなたのもとに来る。あなたの息子たちは遠くから来、　娘たちはわきに抱かれて来る。」 (イザヤ60:1-4)



愛する聖徒の皆さん、教会を開拓した時から神は、罪と悪で暗くなった世の中に真理の光を照らしなさいというビジョンを与えられ、民族福音化と世界宣教のために「起きて光を放つ教会」になれるようにご自分で導いてこられました。2010年から始まった第三の跳躍期には、急速な霊の流れによって多くの人が救われることはもちろん、神の栄光を現す御霊の人、全く聖なるものとされた者に変えられるように祝福されました。
さらに2011年は人の心までも変えさせる神の初めの光をお与えになり、「牧者に現れる爆発的な神の力」によって「神の美しさが宿っている聖殿」が建築できるように、すべての基盤を堅く立てられました。新年は教会創立30周年を迎える年であり、愛なる神が備えられた祝福は人の想像を超えるものです。それでは、2012年を迎えて、神が全聖徒の祈祷課題として与えて備えられた「祝福」とは何でしょうか？


第一に、神が願われる祝福が完全に臨み、大いに栄光を帰すでしょう。

神は、聖徒たちがたましいに幸いを得ているように、すべての点で幸いを得、健康である祝福を受けるように、まことに多くのことを成し遂げて来られました。特に2011年は、全国機関長教育を通してそれぞれ信仰の現住所を悟るようにされ、足りない信仰の量を満たせるように祝福されました。今は神の御前に霊的にふさわしい資格を備えたので、個人の祝福だけでなく、教会にも大きい祝福を与えられるでしょう。新年は霊肉ともに完全な祝福を受けて、神の栄光を現すことはもちろん、生ける神を証ししながら、新しいエルサレムに向かって力強く走って行かなければなりません。


第二、世の中に聖潔の福音を叫ぶ教会になるでしょう。

初代教会の使徒と聖徒たちは、聖霊のみわざをもって福音を活発に宣べ伝えました。結局、ローマ帝国がキリスト教を国教として定めるようになり、すみやかに全世界に福音が伝えられました。しかし、世は日が進むにつれ罪と悪がはびこっていくので、光を見つけにくくなり、教会もやはり、宗教改革にもかかわらずますます堕落していきつつあります。
このような時、神は万民中央教会をお建てになり、聖潔の福音を地の果てまで伝えるように、民族福音化と世界宣教の使命を与えてくださいました。それで書籍、新聞、放送による宣教はもちろん、1万余りの支・協力教会とともに世界を教区化しながら、とどまることなく走ってきました。新年には爆発的に現れる聖霊のみわざをもって、初代教会の使徒と聖徒たちのように、全世界に聖潔の福音を叫んで神の国を大いに実現していくでしょう。


第三、この地上で父なる神に栄光を帰す聖殿を建て上げるでしょう。

神は、外形だけ美しい聖殿でなく、神の栄光と輝きが満ちていて、いのちのみことばが宣言される聖殿を望んでおられます。心が聖められた子どもたちが建てた聖殿を通して全世界に神の栄光を現そうと、神は牧者に現われる力を日増しに加えて、聖徒の信仰を成長させてこられました。
今は時になったので、神のお心に似せられたまことの子どもたちを用いて、本当に神が喜ばれる完全な聖殿、世の人々さえも慕うほどの聖殿を建て上げられるでしょう。大聖殿建築の始まりであるカナン聖殿の敷地を与えられ、必要な物質も祝福して、すべての建築過程にともにおられる父なる神に感謝と栄光をお帰しします。


第四、大きくて驚くべき神の力を繰り広げて、数え切れない魂を主のふところに導くでしょう。

知識に知識を増し、罪と悪が増大している終わりの時に、数えきれない魂を救って神の国を広げるためには、神の力が必要です。イエス様が「まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしを信じる者は、わたしの行うわざを行い、またそれよりもさらに大きなわざを行います。」と言われたように、教会の開拓以来今日まで、神は私たちの教会に想像できない御力を施され、人の心を変えさせるみわざまで現してくださいました。新年を迎えて、韓国のキリスト教界と世界に向かって進んでいくとき、不可能のない最高の神の力をもって、聖書がまことであることを確かにし、人の心を変えさせて信仰を植えつけ、数えきれない魂を救うでしょう。

愛する聖徒の皆さん、
美しく輝く光の中に勇壮な声を帯びておられた初めの神が、三位一体の神に存在し始められたのは、まことの子どもを得るためでした。神は、私たちが光である神に似せられて、偽りやずる賢さのない真心に変えられ、どんな訓練でも喜んで感謝して勝ち抜く全き信仰を持つことを願っておられます。それで、求めるものは何でも答えて、将来、美しく神秘な天国で私たちと永遠に愛を分かち合いながら生きることを望んでおられるのです。
神の大いなる愛を悟り、教会創立30周年を迎える年、カナン聖殿建築を始める祝福の年に、神の国に尊く用いられ、神に思いきり栄光を帰されますよう、主の御名によって祝福して祈ります。

2011.12.25
堂会長イ・ジェロク牧師

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